書籍「時間術大全‐‐人生が本当に変わる 87の時間ワザ」(著者 ジェイク・ナップ/ジョン・ゼラツキー/桜井 祐子)

時間

はじめに

自分にとって一番やりたいことを優先して行動したいものです。そのためには自分がコントロールできる時間が必要になります。

しかし、時間が無いと感じることがしばしばあります。そんなに時間を奪うものは何でしょうか。原因を理解できれば「忙しくて時間が無い」という言い訳しない対策にもなります。

何も考えないで時間を消費していることを上げてみましょう。

時間コントロールは年齢など関係なく人生を充実させるための重要なスキルです。

私が本書より学んだことを書いていきます。

学び

何も考えずに受け入れてしまっているデフォルトはどこにある。

生活の中のデフォルトを無くす。デフォルトとは「何となく過ごしている」「無意識に過ごしている」時間。「デフォルト=無駄」であることを認識することからはじめましょう。

現代の生活環境の中で無意識に過ごす時間で代表的なのはスマホいじりやテレビ鑑賞ではないでしょうか。

気分転換の為に何となくスマホやテレビのリモコンを手に取りおもしろいものを探してしまいます。

一見リフレッシュできるように見えますが、おもしろいもの探す行動は体力を消費します。体力は脳の疲れとも考えられます。気分転換を目的としながらより疲れる行動をしている認識を持つことが大切です。

スマホやテレビに時間を奪われているという内容は自己啓発本で見かけますが、本書の中で大変印象に残った表現があります。それは、

完璧の追求も「注意をそらすもの」の一つ

優先順位が理解できていれば完璧を追求せず、別の行動に切り替えることができる。

ここまでで良い。と決めて次の行動に移る。こんな思考を持ちたいものです。ついつい褒められた気持ちが高まり、完璧の追求から抜け出せなくなっていないでしょうか。

毎朝、最優先とする目標を決めること。

朝が一番元気です。体も脳も元気でしょう。※良く睡眠がとれていることが前提です。

行動を決定するには体力が必要です。決めることができないで迷っている時間も体力を消費します。疲れてくると決断ができなくなりより疲れてくる。悪循環です。

一番元気な朝にその日達成しないといけない目標を決めてしまう。

たくさんの他人が邪魔をしてくるでしょう。しかし、自分の達成しないといけない行動を決めているのであれば自分の時間をコントロールする必要が出てきます。

では、次にどうするか。それは、目標を達成するために他人が入ってこれないようスケジュールをうめる。

そして、自らやるべきことや締め切りを他人に宣言する。あとに引けない状況をつくると達成しないといけない環境が整います。他人に宣言することは邪魔されないようにすることを抑制することにつながります。むしろ他人に宣言しやりきらないといけない環境を利用して時間に行き詰まった状態を作りましょう。

脳を充電するゆとり時間を作ろう。

体と脳の疲れは効率を下げます。体力を使えば使うほど効率は下がる一方です。回復する時間を意識的をとりましょう。

回復方法は「睡眠」「仮眠」「運動」を取り入れて気分転換するることが紹介されています。

逆にしてはいけないことはインターネットにハマること。無限にでてくる情報から抜け出せなくなります。伴って時間も無限に奪われます。映像を見る。文章を読む。おもしろい情報を探す行動はどんどん疲れがたまります。

スマホいじり、とりあえずテレビを見る行動は好きなことをしている気持ちに陥り、ゆったりした気持ちになるが、脳を疲れさせている事実をうけいれましょう。好きで行動していると思いきやインターネットの世界に引き込まれています。

疲れを貯めないことで集中した時間を生む出すことができます。

良く寝ましょう。適度に運動しましょう。疲れている自分に気付き回復する時間を作りましょう。

そして、集中時間を生み出していくのです。

行動できたか?

私は一日の仕事時間で本書からの以下の学びを活かしています。

一番元気な朝に一日のスケジュールを決めてしまうことを日々行っています。

後回しにしてしまいそうなことを関係者に対していつまでに完了するか宣言しています。

あとは実行に移す。結構シンプルに仕事ができます。迷う時間が減ります。迷う時間を減らすことで行動している時間が増えます。

そして、休憩時間を積極的に作っています。

効率良く仕事が進まないときに気持ちは焦りを感じます。しかし、焦りを感じた時ほど休憩をとっています。効率を上げる為と考えれば休憩時間も貴重で意味のある時間と認識できます。

今までは、早くしなくてはと気持ちが焦り、休憩なしに一日の業務をこなしてました。

振り返ればミスも多く、時間をかけた割りに成果が小さかったように思います。

休憩を取りながら業務をこなしている現在の方が充実感があるので良い変化だと感じています。

最後に「インターネット」を必要な時だけ活用するようにしています。

携帯のアプリはほとんど消しています。メールやSNSは自宅のパソコンでしか見れないようしています。気になるアプリで時間を無意識に失っていると感じたらアプリを消しています。

実際に学びは使えたか?

「いつまでにやる」を他人に宣言してみてわかったことがあります。それは、相手が納期をそんなに急いでいない反応を示したり、自分が思っているより急いでいたりなど反応が返ってくることです。納期に焦りを感じているのは自分の想像であった。そんなパターンに出会うことがあります。

反応があった場合、スケジュールを見直すことができます。正しい優先順位に修正できることを意味していると認識しています。

一人では仕事はできません。自分の時間コントロールを優先する場合に気を付けなければならないという気付きがありました。まず、私の周りの関係者が求める内容と納期を良く把握すること。そして、自分のスケジュールを優先しすぎて他人の時間を無視していないか。自分を優先することだけ考えると業務の回転が悪くなり大変働きにくい環境を生み出します。これは悪循環で関係者を困らせます。ご注意を。

最後に「インターネット」についてです。

「インターネット」は本当に面白いです。情報が無限にでてきます。YouTubeにハマることもあります。本書で気付きを得てから、インターネットとの付き合い方は考える必要があると感じました。期待をさせる方法で脳を刺激してきます。無意識に入り込んできます。自分の意思を持ってインターネットを活用することをおススメします。

自分の体と脳は自分の意思でコントロールしたいものです。

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