書籍から学ぶ「コンサル1年目が学ぶこと」大石哲之(著)

ヒト

はじめに

組織で働く中で意識的に行うべき具体的な行動とはどんなことでしょうか?誰しも関係者との仕事を円滑にしたいとか、より成果を上げたいなどの気持ちは持っていると思います。効率よく成果を上げ、社員が働きやすい会社とは具体的にどんな環境なのか。「コンサル1年目が学ぶこと」大石哲之(著)から学びます。

学び

まず結論から話しなさい

上司から任されている仕事の進捗について「できているか?」と聞かれたとします。返事は「できた」・「できていない」しかないはずです。しかし、できていない場合、気持ちが焦ってしまいます。さらに、無能だと思われたくありません。

焦る状況で振り返ってみてください。「聞かれていないことを回答していませんか?」

まず、回答は「イエス」か「ノー」しかありません。

ほかの仕事の状況を説明してしまっているなど、聞かれていないことを回答していることに気付いていないこともあるのではないでしょうか。変な駆け引きはせず、そして言い訳はせず、聞かれたことにきちんとストレートに答える意識を持つこと。はじめは言葉にする勇気が必要かもしれません。

聞かれたことにシンプルに回答できないと、聞いた側との会話が成立しません。自分の回答が不十分では仕事が前に進まず、相手をムダな時間に巻き込んでしまします。回答に焦りは禁物です。対策は質問をされたら意識的に2分間 回答をまとめて結論から話すこと。これは参考にしたいところです。

仕事の価値(付加価値をつける)

仕事の価値や評価を決めるのは、自分ではありません。あくまで相手であることです。相手から「価値がある」と思われなければ、どれだけ頑張っても自己満足で終わります。ほとんどの人はできれば価値があるものを提供したいと思うでしょう。その為、丁寧に仕事をしたいものです。しかし、相手がいる仕事に関しては提出期限も気にしないといけません。

任されている仕事はできる限り早く提出しないと次の工程に進みません。例えば「調べても何も出てこない」状況に陥った場合、考えている間に時間が経過して相手を待たせてしまいます。こんな状況でも恐れず上司に報告し助言を得ること。方向修正にもなるかもしれないし、助言をもらえるかもしれません。大切なのは仕事の流れを止めないことです。

さらに、意識することは「完璧主義にならない」ことです。

1人で仕事をするなら完璧を求めてもいい。しかし、チームの一員として責務はリスクを一人でかかえないこと。その為にリスクは早く開示することが相手に対する思いやりとなることを認識しましょう。

行動できたか?

会話の注意点、デスクワークや読書をする際の考え方など参考にさせて頂きました。

常に相手を気にして行動する具体的な行動は、聞かれたことに正確に答える。仕事に付加価値をつけること。2点を考えることで関係者にムダな時間を過ごさせないよう注意しています。

聞かれたことに答えることも、意識的にやってみても怒られるのではないかと不安になり、大変勇気が必要です。自信を持って答えられるよう状況を細目に報告しながら上司に相談し、提出期限を明確に共有することを意識しています。

チーム内で仕事内容を共有できていれば返事に焦って困ることは減ってくるのではないでしょうか。

恐れずに報告することで方向修正が可能になる。そして、情報の開示は働きやすさにつながるような気がします。

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