書籍から学ぶ「交渉力 結果が変わる伝え方・考え方」橋下 徹(著)

ヒト

はじめに

私は他人との交渉が苦手です。お願いすることも苦手です。しかし、社会で生活するためには必須のスキルだと思っています。今まで、相手が動いてくれたと場合を思い出しても、「たまたま動いてくれた。」「運よく相手が認めてくれた。」くらいで交渉と言えた内容ではありません。何となくうまくいって良かった程度です。

今までの生活を思い返しても、私は交渉の方法を具体的に考えたことはありません。話の途中で感情的になってしまったり、あきらめたり。。成り行きで話を進めてきました。そこで、私自身のスキルアップの為に相手を動かす方法を「交渉力 結果が変わる伝え方・考え方」の下 徹(著)から学びたいと思います。

学び

自分の要望を用意する。「譲れないものを決めておく」

交渉に入る際、何から話せばいいのか迷います。交渉する準備が無ければ、お願いしたことに対して「できる」もしくは「できない」の返事をもらって終了です。

そこで、交渉するのであれば進め方をあらかじめ考えておく必要があります。

本書では、交渉の成立は準備の段階で9割決まる。交渉する前の段階が重要である。と紹介されています。

準備とは、「絶対に譲れないモノ」と「譲れるモノ」を用意すること。要望と譲歩の優先順位をつける際には必ず組織の優先順位を確認すること。

そして、交渉の原則は相互の「譲れるモノ」を1つずつ出していくことです。

他人の考えを会話から読み取る

交渉は相手がいる。相手も獲得目標を持っており、「譲れるモノ」「譲れないモノ」がある。交渉における最も重要なことは相手の要望を探り、それらの優先順位を把握することを目標に会話を重ねること。

以下の内容は意識したいところです。※リスト化して書き出してみる

  • この人の要望は何か?
  • 一番優先しているのは何か?
  • 絶対に譲れないものは何か?
  • 譲れるものは何か?

相手に敬意を払う。

交渉は相手を傷つける目的ではありません。ついつい感情的になりそうですが、「相手を侮辱しない。」「陥れない。」そして、「勝てる交渉は利益がでたらやめる。」意識して自分をコントロールすることに注意をしたいところです。1つの交渉に近視眼的に躍起になってしまうと、あとの人間関係の広がりの中で自分の評判を大きく傷つけてしまうことも考えられます。

行動できたこと

まず、自分が間違っていれば受け入れる気持ちを持つこと。

「このラインだけは守りたい。」と「小さな譲れないモノ」を決めること。

そして、勝てる交渉は利益がでたらやめること。

感情的にならず、「相手を侮辱しない」「陥れない」ということ。

お互いのメリットがあって話は進めるべきだと思います。最後は握手で終えたいものです。

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