書籍「苦しかったときの話をしようか」(著者 森岡 毅)から学ぶ

ヒト

はじめに

人生の選択は自分自身で決めています。

阿弥陀くじをしているような感覚で人生を選択し失敗を重ねていないか?

すべて自分自身が選んだ道です。他人に不平不満があるにせよ自分の責任です。

不正解をつかんだ原因の大半は自己分析不足に起因しているのではないか?

給料が安い。福利厚生が良くない。などなど 会社への不満を口にすることがあります。

しかし、業界の将来性などを調べれば少しでも不満を口にすることは回避できたはず。

自己分析ができていれば向いていない仕事につくことも少しは回避できたはず。

一瞬一瞬を決めているのは自分です。他人に任せたのも自分です。

すべては自分自身が決めたことです。

学び

経験がないから考えてもわからない。という愚かな言葉

「わからない。」未経験から人はスタートします。わからない中で行動を起こせるか。

スタートの前に準備をしていたかどうか。準備とは自己分析。仕事であれば業界の将来性の情報収集。

無意識に選択した会社に対して不満を言うのは愚かなことです。

現在の環境を改善すること。職場環境、転職するなど。行動を起こし考え抜くことに集中するんです。

毎日の行動の積み重ねに失敗はつきものです。また、違うことに挑戦する。そして、工夫を繰り返す。

成功する確率を上げる行動を考える。また実行する。。

「わからない」で終わらせようとする人は要注意です。

終身雇用が崩壊するかもしれません。対して、「何をしたいかわからない。」「何をしたらいいですか。」なんて質問をしている人は要注意です。どんどん取り残されていきます。

大きな会社に入って研修を受ける。いろんな部署で職歴を積む。良い環境のように思われますが、キャリア形成を会社に任せるのは他人に人生を任せているのと同じような感覚に思えました。

時代に合わない危険な考えのように思います。

100万分の1の存在(100人に1人を3つ)

代替不可能な能力を有しているか?知識や職歴や経験の掛け合わせを考えてみましょう。

まず、他人とは平等でないことを認知します。体力や知能や見た目なんか人それぞれ違います。

無力なサラリーマンである以上後ろ向きな仕事は避けられません。さらに、努力と成果が報酬に結びつきにくい。上司や部下を選べません。時間的な拘束もあります。

しかし、起業もリスクが高すぎます。サラリーマンで居る方が安全で安定した生活をできる人がほとんどではないでしょうか。SNSで起業を進める記事を見ますがそんな簡単に起業し収入を得られるほど優秀な人は少ないと思います。

そのために、100人に1人のスキルを身に付けましょう。

スキルの掛け合わせで100万人に1人の存在を目指そうというのです。

自分の目的に好ましい行動を取れる確率を少しずつ上げていくのだ

無意識の行動は何も生みません。記憶にも残りにくく、生活の満足度も上がりにくい。

生活の中で満足できないこと、会社で昇進するために必要なこと。

目的に合わせて勉強する。行動する。コツコツやってみる。行動を体に覚えさせていく。

新しい行動をすることは体力のいることです。習慣にできるまで継続する粘りが必要です。

行動できたか?

私は、昇進する為に簿記の知識が必要でした。

コツコツ一歩と小さく考えるようにして、早起きして1時間の勉強時間を確保する。と決めました。

やる気がなくても早起きして勉強する体制をとる。ただそれだけを意識したのが始まりです。

簿記2級まで取得した後も早起きしての1時間の勉強は継続できています。読書やブログを書くなど、自分のスキルアップの時間に使うようになりました。

行動するときはノリでやってみるのをおススメします。気持ちが軽くなります。失敗したら笑いながら知り合いに話してしまいましょう。次はどうすればできるのか?アドバイスがもらえるかもしれません。いろんなパターンを考えてノリで行動してみて下さい。

実際に学びは使えたか?

「わからない」を理由に行動やめる。を選択することがなくなりました。

他人に対してもやってみよう。と前向きな一言を発するようになったような気がします。

「経験がないからわからない」という愚かな言葉。は心に刻まれています。

そして、自分の子供には阿弥陀くじのような人生選択はしてほしくありません。

私はとりあえず内定をもらった会社で働き、転職してまた働くを無意識に繰り返していました。

この本に出会い、自分の子供には前向きな行動や人生の選択をしてほしい。強く願うようになりました。

そして、自分自身に対しても人生の選択は意識的に行うと心に決めました。

人生選択の相談にのれる親でありたいものです。

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