書籍「日本一稼ぐ弁護士の仕事術」(著者 福永活也)から学ぶ

ヒト

はじめに

仕事に対する価値観だけでなく、人生の価値観を統一して考える。

仕事って何?プライベートって何?それぞれの価値観?

何も切り分ける必要などありません。

人生を統一する。仕事とプライベートに分けて、それぞれを演じる必要などないのです。

仕事中に演じた生活はプライベートに戻った時に悩みます。そして、疲れます。

次に、大きな勘違いをしていないかチェックしたいことがあります。

それは、

自分ができる人間だと思っていないか。。

自分は期待に値する人間だということが前提になっていませんか?

仕事で失敗して落ち込んだ経験が私には何度もあります。

私は自分ができると思っていたのでしょう。できると思っていたから失敗して落ち込むのです。

そして、「失敗したくない」と思うようになる。自信がなくなる。

さらに、失敗することを恐れて、できる範囲の仕事をこなすようになる。本当に悪循環です。

目的が成功ではなく「失敗しないこと」になっていませんか?

やらない理由探しに時間を使っていませんか?

経験(行動)してみないと好きか嫌いか判断できるはずがありません。

人との接し方、情報収集、そして行動すること。

著者の価値観は共感できました。私の人生を楽しく過ごす価値観を与えてくれました。

学び

目的が成功ではなく「失敗しないこと」になっていないか?

私が今まで読んだ自己啓発本には「まず行動する。」「失敗を恐れない。」こんな言葉が多く使われていました。

本書は少し違った表現で書かれており大変印象に残りました。

目的が成功ではなく「失敗しないこと」になっていないか?

やらない理由を探している自分に気付くことができた言葉です。

理由を探している思考力、時間を共に消費しています。

行動に躊躇したときは、この言葉を思い出します。悩んでいる自分に気付くことができ、行動を促してくれます。とりあえず挑戦「する」を選択するノリの良さを与えてくれます。軽い気持ちにさせてくれるのです。

 自分は期待に値する人間だということが前提になっていませんか? 

失敗して落ち込んでいる自分を思い出します。過去の自分に言ってやりたい言葉です。

あなたは自分に能力があり、できると思っていたのだろう。

成功と失敗は関係なく、挑戦することを選択し続けること。結果に対してはいちいち一喜一憂しないことをおススメします。次の行動を考え続ける。時間(人生)は有限です。

落ち込んで反省している時間より、次の行動を考え続けている方がよっぽど有意義です。

仕事とプライベートを区別しない

体も一つ。心も一つ。仕事も人生であってプライベートと切り分ける必要はありません。

人それぞれに価値観があり、やりたいこと。湧いてくる感情があります。

仕事時間をいい人で演じきり、プライベートではストレス発散。

一般的なサラリーマンであれば人生の大半を仕事時間に費やします。

仕事とプライベートを割り切って過ごすことになれば、人生のほとんどを演じることになるでしょう。

残った時間でストレス発散です。。想像しているだけで疲れてきました。。

自分の価値観で仕事もプライベートも過ごす。人生を統一した価値観で考える。

楽しいことも、苦しいことも、どんな場面でも自分の人生を送る人になりたいものです。

全ての仕事を自分一人で全ての責任を持つ。

共同メンバーは存在しないものとして仮定する。自分で考える。そしてやってみる。

上司・部下は関係なく、他人を頼りにすると責任感が薄れます。いつの間にか仕事に触れる機会を失っています。

人任せになっていると調べることを怠ります。例えば、会社訪問する機会があるとします。自分が上司に同行するとしても、自分がメインであると仮定して面談相手を調べておく。この調べる行動が会話をスムーズにします。面談スタートの段階で一歩先の会話ができるでしょう。

会社訪問をするときは、面談する関係者の情報、地域、歴史を勉強することが重要です。自分自身が調べる行動を起こすのです。

無駄な時間、会話が減る。相手に対しても自分に対してもメリットが生まれます。

一流に触れてみる。

なんとなく1万円使っていた。あるような?ないような?記憶があります。

こんなに使ったかな?思い出そうとしてもなかなか思い出せないことがあります。

この時、財布から1万円が消えた感覚になります。これは非常にもったいない。。

意図的に1万円を使いたいものです。

例えば、1万円のランチを食べてみるとか、一流に触れて「美的センスを磨く」など経験を買うこと。

興味があることに1万円を使う。見栄を張るわけではありません。また、人に自慢する為ではありません。

あくまで自分の経験として、自分が満足することにお金を使う。

意図的に経験を買いましょう。

行動できたか?

仕事中に演じることを辞めました。

極端に丁寧な言葉使いは辞めています。そして、知ったかぶりを辞めています。表現がわからなければ、「それはどういうことですか?」と尋ねるようにしています。

この本を読んで自分の生活に影響を与えたのは、仕事時間の人間関係です。

過去には、我慢しなといけない場面に直面したら「仕事だから。」と自分の気持ちを抑え込む一言をつぶやいていたのを思い出します。

プライベートと同じように社内、社外を問わず接するようにしたことで、まず自分の気持ちが楽になりました。そして、会話が増えました。さらに情報がもらえる機会が増えました。

仕事の成果として見えにくい部分ですが、仕事で悩む時間が減り、うまくいかなかったことを他人に話しています。笑い話としてです。もちろん、いつも真剣に仕事に打ち込んでいます。

実際に学びは使えたか?

極端に丁寧な言葉使いを辞めても人間関係が悪くなっていません。

むしろ、人間関係は良くなっています。自分の気持ちの問題かもしれませんが。。

相手の気持ちはわかりませんが、自分自身が打ち解けようとしているのではないかと思います。

「目的が成功ではなく”失敗しないこと”になっていないか」

この言葉はよく思い出します。間違いなく自分の子供にも伝えるでしょう。

著者の前向きでパワフルな価値観に本書を通じて触れられたことに感謝します。

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