史上最強の哲学入門 (著者 飲茶)から学ぶ

ヒト

はじめに

生まれながらに平等はありません。また、一人、一人の考え方が違います。

他人に対して不平不満を並べても心の悩みは解決しません。

成功の定義も人それぞれ違います。何もかも違う。

まず、他人と自分は思考が違うことを認識しないといけません。

人間はある程度、頭の中で自由に創造できます。他人の考え方や行動の解釈を捻じ曲げて理解しようとすることもできます。

他人に迷惑をかけない。法律を守るのは前提として。

学ぶ

無知の自覚こそが真理への情熱を呼び起こす。

知ったかぶりする人は学ぼうとする気がないので他人に教えてもらう機会を失っています。

「そうですね。」など理解したような返事してしまうと相手は話をどんどん進めていきます。他人に無知と思われたくない強がりが邪魔します。

咄嗟に「わかりました。」と返事してしまう自分を認識することが大事です。

知識を得たいと思う欲求は人間に備わっている性質ではないでしょうか。しかし、無知と思われたくないという思いが邪魔をしている状態。この人に負けたくない。とか役職や上下関係を気にしてしまう。

大変もったいないことです。

得意は人それぞれ違います。無知を補い合える環境が良いと言えるでしょう。

まずは、「自分は無知である」を受け入れたいものです。

無知を認める意識を持てば少しずつ分からないことを知りたいという気持ちが出てきます。そして、他人から学ぶ機会も増えるでしょう。

他人に心を開き話を受け入れましょう。話を聞くことは他人を認める行為でもあります。

上下関係や人間関係を過剰に意識するのはやめた方がいいのかもしれません。

生まれながらにして平等はありえない。

私自身、学生の時に「あの子の家は金持ちだから生まれた時点で負けている。」なんて友達に言ったことがあります。

お金?何に負けているの?って学生の自分に質問したいです。

自分の親が聞いたら悲しんでいたんではないかと後悔の気持ちが出てきました。

目の前の出来事を楽しみ、苦難を乗り越える。なりたいものがあれば自分の意思で努力して達成する。それでいいじゃないか。他人の人生を羨ましがって悩んでいても手に入りません。想像はその場から一歩も動いていません。行動していません。

しかも、他人の人生は表面的にしか見ておらず、見えない部分(苦難、苦悩)を気にもしていない勝手な想像でしかありません。背景が抜け落ちています。

自分の人生を豊かにする方法を考えたいものです。

他人が欲しがる需要を見つけた人が資本主義で成功する。

他人が考えていることはわかりません。100%理解することは不可能です。

自分の思うことを100%受け入れてくれる人はいないでしょう。

そんな中、資本主義の社会で成功する人が持つスキルについてふれてみたい。

「他人のことがわからないリスト」

  • 他人の目線
  • 他人の価値観
  • 他人の持ち物
  • 他人の欲しいもの
  • 他人の喜び
  • 他人の悲しみ 

などなど。。

他人のことは理解できない。

しかし、集団が成立しないと生活はできません。家族や会社や国という集団の中で生活できるスキルが必要です。衣食住を一人で成り立たせようとすることは至難の業でしょう。

資本主義の社会で生活しようとすれば他人の考えていることから目を背けてはいけません。

大きな富を得る人は他人の欲しがるもの、他人が価値を感じるものを見つけています。

人生の中で何か1つ他人が欲しがるものを見つけたいものです。

行動できたか?

自分と他人の思考を切り離す。そして、受け入れる思考を持ち合わせる。

コミュニケーションで悩んでいる時間は減りました。他人とは意見が合わなくて当然だからです。

まず、「他人のことはわからい」を受け入れること。

「わからない」を受け入れることができると、他人との接し方がかわります。具体的に表現しにくいですが、私は人の話を聞けるようになった気がします。「わからない」を前提に話を聞くと自然に質問する回数が増えます。理解しようとする気持ちが増し、伴って理解度も増す感じです。

それでも100% 話を理解できていません。しかし、理解した気持ちが生まれ人間関係の悩みが減っています。感覚的なものかもしれません。。

実際に学びは使えたか?

他人の欲しがる需要を見つけられていません。

会社内で大きな成果を出せたわけでもありません。家族に対しても。。

しかし、無知を受け入れる意識を持つことで幸福度は増しました。

心に残るコメントやかっこいいコメントをしようとしなくなりました。知ったかぶりが減ったからだと思います。今まで、「人より上に見られたい」とか「私は理解している」と思っていました。

反省しないといけません。何もわかっていなかった。

無知を受け入れないと先輩方に教わる機会を失います。非常にもったいないことです。

大変参考にさせていただきました。

今日は朝日がきれいです。良い一日になりそうです。

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