あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる(著者 堀江貴文)から学ぶ

お金

はじめに

この本は行動に移すスピードを上げてくれます。

お金がないからを理由にやりたいことを我慢して過ごす日もしばしばあるのではないでしょうか。

しかし、やりたいことを我慢する生活はストレスを感じるものです。

お金を使うことに迷わず、自分が良いと思う経験を買い、苦手を得意な人やモノに任せ対価をはらう。そして、人生を効率良く過ごす。

文章にしてみたら当たり前にも感じる内容です。

しかし、「もったいない」とか「貯金がないと不安」など理由をつけてやりたいことを我慢することは有限である時間を有効に使えていないと感じました。

著者のやりたいことをやりきる行動力は尊敬します。

学び

年齢を重ねるほどやりたいことを我慢し声に出さない傾向を感じます。我慢を褒められた子供のころを思い出します。

しかし、これは好奇心を抑制することを褒める教育になっているような気がします。我慢することが偉いんだ。なんて解釈してしまいそうです。

しかし、

我慢を重ねる人生は何がおもしろいのか。子供のように「あれがしたい。」「これがしたい」と思った通りに動き回っていたのが楽しかった。

もちろん、「人に迷惑をかけない」や「社会のルールを守る」という前提があります。

やりたいことだけやる3歳児は愛される

常識(多数派)に惑わされずに行動していた子供の思考に戻していきたいと感じました。

究極の交渉力をもった子供たち。正直に主張して大人に行動を起こさせ、ただでは引き下がらない。

泣き叫び何か一つ手に入れる。

大人になり正直な主張を我慢しています。大人になったと自分はできていると思い込ませています。

いったい何が面白いのだろうか。と思いってきました。

5000円のうな重を昼から食え

安いだけを求めて失敗したことはありませんか?

欲しいものを買わずに後悔したことはありませんか?結局、楽しめずにさらに満足できずにもやもやした気持ちで休日を過ごす。なんてこともありえることです。

経験をしてみないと良いのか悪いのかわからないでしょう。想像で良い悪いを判断して事実一歩も動いていません。これは時間の無駄です。

毎日の食事を例にするとわかりやすいでしょう。

料理を通じて盛り付けや付加価値にお金を払います。

そして値段、味、雰囲気、経営、料理の価値を感じ取る。

失敗もあるでしょうが、ただ安いに満足して食べているよりも経験を買うことはできるはずです。

目標は設定しない。目の前のことを全力で楽しむ。

著者はゴルフを例にされています。

目標スコアを意識してプレーした場合、達成できないと分かった瞬間に楽しくなくなってしまいます。

目の前のワンショットに集中する。ベストを尽くす。これが最大限楽しむコツである。

確かに、楽しむことを一番の目的としているのに途中で楽しくなくなるような目標設定は意味がありません。目の前の出来事に集中したいものです。

そして最大限人生を楽しむ為にお金との向き合い方に迷っている場合ではありません。意味があると思えばお金をかけて経験するべきと感じました。楽しくない時間が刻々と過ぎています。

人は死ぬときにやったことより、やらなかったことをより深く後悔する。

この言葉は非常に心に響きました。

行動

早速、5,000円のうなぎを食べに行きました。普段行かないお店の雰囲気やメニューに戸惑いましたが満足できました。この経験は初めてなので満足した内容を比較したり、気の利いたコメントしたりできませんが、この行動を起こした後悔はありません。お金に困っているという後悔もありません。

5,000円のうなぎをきっかけに行動を躊躇する時間が減りました。「自分にとって意味がある」だから行動しよう。お金をかけようと思えています。

学びは実際に使えたか?

わくわくして買い物ができるようになりました。逆に意味がないからやめておこうと思う決断が早くなりました。

しかし、

そもそも一般的なサラリーマンの収入ではあり金を使っても買えるものが限られています。

経験からお金を生む必要がります。収入を増やす必要があります。

サラリーマンである以上 本業を頑張らないといけません。

お金を使ったが何も変わらないと意味不明な不満を言わないようにしたいものです。

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