はじめに
前田裕二さんの書籍「メモの魔力」を読み、情熱にあふれる言葉に心惹かれました。私自身の人生にさらなる刺激を与えてくれることを期待して本書を手に取りました。
何を目指すのか?
必要なスキルは?必要なモノは?
「人は死に向かって生きている」大変印象に残る言葉です。
本書を通じて熱い想いを胸に日々の時間をどのように過ごすのか考えさせられました。
![](https://motivation-fund.com/wp-content/uploads/2022/01/car-communication-gd320fed6d_1920-1024x342.jpg)
学び
君一人でできることなんかたかが知れている。
例えば荷物を運ぶ場面で、量が多く重たくて困難に直面した。
こんな時に手分けして短時間で作業を終わらせた経験はあるのではないでしょうか。方法を議論したり、まとめるリーダー現れ、チーム内で意見交換を行う。そして効率の良い方法を決定し成果を上げる。
様々な場面が考えられますが、仕事に当てはめてみましょう。
1人体制で活動した場合。
1日の活動時間は限りがあり、人間は体力にも限界があります。疲れが出てくれば効率は下がる一方でしょう。営業マンとして売上目標を達成しようとした場合、たくさんの人から仕事をもらうために活動を試みます。中には売上にならず活動しただけで終わることもあります。たくさんの要望に応えながら仕事の獲得を積み重ねます。やはり優秀な人は仕事をこなし成果を上げていくでしょう。
しかし、最初にも触れましたが活動時間と体力には限界があります。
悩みを相談したい。誰かに仕事を任せたい。集中したいことがある。自分以外に同じ志の人が2人いれば。3人いれば。。
自分の手が届かない仕事にまで着手でき、効率を最大限にまで上げる可能性を持つことができる。社内には個人プレーが得意であったり、好きな人もいるかもしれません。
しかし、会社として目標達成したいのであれば知恵を出し合い、効率を上げる手段を話し合い実行に移すことを考えることが必要になりそうです。
そのためにには、他人に手伝ってもらう必要も出てきます。手伝ってもらえる存在について本書では触れられています。
それがこちら↓
未完成であること(応援したくなる)
例えば、過去の成功体験を語る人をたまに見かけますが、一緒に仕事をしたいと思うでしょうか。
まずはプライドが高いと応援してもらえないことを認識しておく。
未熟な子供だからかわいい。「見てあげたい」「助けてあげたい」感情が生まれることも認識しておく。
しかし、認識をした上で大人が子供のように愛されることは難しいでしょう。
では、「応援したくなる大人」「応援したくない大人」の違いは何でしょうか。
プライドを捨てる。
考えや感情を曲げない人と仕事をすると苦労します。意見交換できない人と話しても前進することは難しそうです。そんな、プライドが高い人は自分の考え方を他人にも押し付けてくる可能性も秘めています。
プライドが高い人はチーム内のコミュニケーションの邪魔をすることになります。
ブランドがないくせに百貨店ぶっても、そんなお店に誰も訪れない。
こちらもコミュニケーションの邪魔になります。
私が一緒に仕事をしたくないと思う存在は「知ったかぶりをする人」です。
自分は仕事ができると思い、負けたくないと思っているような印象を受けます。話はかみ合わず、仕事を任せても思ったことと違う結果を持ってくるのです。
欠点を見せたがらない人は得意も見えにくくなります。
百貨店に例えるなら「何を買っていいのかわからない」お店の完成です。
何が買えるのかわからないお店に時間を割いて訪れたいと思いません。
何が得意で何が苦手なのか。バカになって自分をさらけ出す人ほど他人に話しかけてもらっていろんな経験や情報を手に入れていくのではないしょうか。
わからないことを素直に質問することができるか。自分に問いかけたいものです。
![](https://motivation-fund.com/wp-content/uploads/2022/01/sebastian-herrmann-O2o1hzDA7iE-unsplash-1024x683.jpg)
行動できたか?
仕事も私生活も本書を読んでから意識していることがあります。
- 知ったかぶりをしないこと。
- 素直でいること。
- 自分の言葉で考えを伝えること。
- 伝わらなかったことを冷静に受け止めること。
そして、”伝わった”と思えるまで何度も表現の修正を重ねること。時間をかけますので相手にとって迷惑ではないかと思うことはあります。しかし、私は真剣に相手を思い伝える努力をしています。
実際に学びは使えたか?
君1人でできることなんてたかが知れている。
チームで活動しているのに1人で行動しようとすると、話しかけられただけでも他人から邪魔をされているように感じます。
邪魔は私自身の活動を妨げるように感じますが、チーム内の活動を邪魔しているのは自分です。
自分に原因がある。なぜか?「プライドが邪魔をしている」ではないかと思います。
私は、体が疲れてきたときに他人から邪魔をされたと感じることが増えます。体、心も健康で日々を過ごしたいものです。
「プライドは捨てる」「バカになる」
疲れを感じ始めた時に自分へ問いかけたいものです。
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