書籍「どこでも誰とでも働ける 12の会社で学んだ”これから”の仕事と転職のルール」(著者 尾原和啓)から学ぶ

ヒト

はじめに

私は4年ほど前から読書を習慣にしています。

社会人になって前向きな転職をしたことがなく、とりあえず雇ってもらえた会社で働いては辞めを繰り返しました。

書店に足を運べば「転職」に関して書かれた書籍は多数見かけます。サラリーマンである私にとって「転職」というキーワードはどうしても目が留まります。

もっと良い給料をもらいたい。残業を減らしたい。など、満足していない気持ちがあるからです。

本書を読み、転職する前に働くことへの意欲が抜け落ちていることに気が付きました。

会社のせいで残業が多い、給料が安いなんて不満を口にしていることに気が付きました。

転職のやり方ではなく、働き方。もっと前向きに。そして、個性を磨く。

職務経歴書に書ける経験をたくさんしていれば、もっと転職が前向きにできたのに。

好きなことを見つけてとことん突き詰めて活動ができていたかもしれません。

そんな後悔があります。

仕事への考え方について学んでいきます。

学び

ひたすら相手のためになることを「ギブ」し続けること。

自分の仕事だけでも余裕がない。携帯が鳴る度にうんざり。社内で話しかけられればうんざり。

手を止めたくない私は何時もいやいや仕事をしています。

早く帰りたい。しんどいのは嫌。こんなこと思ってはダメですか?

自分ことばかりで思いっきり抜け落ちている思考。

嫌な思いをしているのは仕事関係者であること。私ではありません。

嫌な想いは伝染します。逆に良い想いも伝染する。伝染は広範囲に及び周りに周って自分に返ってきます。断ち切るために自分が他人に時間を使うことが必要なんです。

自分だけコツコツやるのではなく良い情報オープンにして周りの人をどんどん巻き込んでスピーディーに仕事を達成していく。自分だけ知っていることはなんて実はほとんどありません。

相手の要望を聞く。悩みを解決する。そして、存在を受け入れること。

ひたすら相手のためになることをギブし続けること。

仕事関係者のレベルアップ。働きやすい環境に近づく思考だと思いました。

プロフェッショナルとしてまた組織に頼らない個人として活躍する意識

どれだけ頑張っても給料がかわらない。サラリーマンの悩みではないでしょうか。

転職を視野に入れて活動するのであれば視点を変える必要がありました。

それは、

かけた投資(時間やお金)に対していくらリターンが得られるかという視点。

例えば、

  • 自分1人でやりきれないことを相手に頼む。
  • 時間短縮されて、最終的なコストはいくらになるのか。
  • どんな時でも相場感を持って最小のコストで最大の成果を出す組み合わせを考える。

会社からの指示で活動するのではなく、個人的に経営の視点を持つこと。

転職活動にも今後の仕事にも活かせる思考だと思います。

なぜ、それをするのか?

なんでこんなことしないといけないの?これもサラリーマンの悩みではないでしょうか。

とりあえずやっている仕事があるような気がします。引継ぎを受けて手順を教わったが、意味を教わっていない。何人かに引継ぎを繰り返している間に意味は忘れられている。

そんな仕事は辞めてみませんか?これは本書の内容とは違い余談ですが。

本書ではグーグルの文化が紹介されていました。

何か新しいことを始めるときに「なぜそれをするのか」合理的に説明できれば「やってよし」

新しいことにチャレンジする文化。始める前に説明できるか。

まずは「なぜそれをするのか」に注目することが大切だと思います。

仕事はゲームと同じ。

私が働いた会社の上長が同じことを話していました。印象に残りましたので聞き留めておきます。

どんな嫌な上司でもゲーム感覚で考えて「うん」と言わせる方法を見つける。

他には、

仕事はポイントを稼ぐゲーム」

だとも言われていました。

ふざけているわけではありません。戦略を考えるということだと思います。

人を育てる会議(終わりが大事)

長くつまらない会議。会議も「なぜそれをするのか?」を考えた方が良いでしょう。

何が大切なのか?本書の表現を引用しますと

「事」と「人」を切り分ける。誰が言っているのかではなく「何を言っているのか」

最後に感想を述べてもらう。

コミットメントをとる(私がやります)。

誰が担当するのか。いつまでに終えるのか?明確にすることが大切です。

会議は次の行動を決定する場であってほしいと思います。

業務改善など前進する為に社員が集まり、実際に行動を決めて実行する。

向かう方向への認識合わせです。

会議を開くことで関係者の業務が止まります。参加人数×会議時間=ロス時間では大変もったいないことです。

行動できたか?

本書を読み私が取り組んでいることは、

  • 情報をオープンにすること。
  • 時間とお金の使い方に注目すること。
  • ゲーム感覚で戦略を考えること。
  • 会議を行動を決める時間にすること。

タイトルは「働きやすく

会社全体の活動をオープンにすることです。風通しが良い会社とでも言いましょうか。

私は管理職ではありません。しかし、自分が働きやすい会社に変えるために活動をしています。

自分の人生を良くしたいからです。

実際に学びは使えたか?

最終目標は前向きな転職。または独立を成功させることです。

2021年に転職活動を行いましたが失敗に終わりました。自分自身の活動が足りない実感はあります。

転職エージェントへ希望を伝えても紹介してもらえる会社すらないのが現実でした。

職務経歴書に書ける活動が無いことが悩みでした。

転職活動すると決めて行動した結果で気付くことができたので良しとしています。

今後は本書で学んだことを業務へ活かし、職務経歴書に書ける内容を意識していきたいと思います。

転職する前の活動が抜けていました。もっと前向きに。もっと理想を求めて。

少しずつ小さな一歩で前進していきます。

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