書籍「トヨタ 仕事の基本大全」(著者 ㈱OJTソリューションズ)から学ぶ

ヒト

はじめに

職場環境を良くしたい。フワッとした気持ちは常にもっています。

現実は社員同士とまりがなく、職場での人間関係や業務そのものへの悩みが絶えません。

業務改善をしたい。もっと効率良く、良い成果を出したい。社会人なら誰もが思うことではないでしょうか。

しかし、改善する方法がわからない。

自身で考えた改善をやっててみたが成果に現れず挫折したり、社内の目を気にして提案しないまま終わる。社内で反対される。。

ひとり悩んでいれば、いずれストレスに変わります。

仕事中に思うこと。もっとどうにかならないか?組織で考えたり。仕組みを考えたり。

方法はたくさんありそうですが、進め方がわかりません。

業務改善のきっかけ、考え方を「トヨタ 仕事の基本大全」から学んでいきます。

学び

2つ上の役職の視点で仕事をする。

まず、自らの思考を変える。

課長ならどうするか?部長はどんな悩みを抱えているか。

「お客様と同じ目線を持ちなさい。」はある意味正しいが不十分。

お客様よりも2つ上の目線を持ちながら「お客さまと同じ視点を語りかけていく。」

管理している社員、予算、情報など全体(会社のこともお客様のこと)を考える視点を持つことが大切ではないか。

「もっと○○できないか?」を口癖にする。

「今の仕事のやり方がベストではない」と常に考えながら仕事をする。

もっと良くならないか?改善活動を継続する為に必要な思考だと思います。

3つの言葉が印象的でした。

  • 「前工程は神様、後工程はお客様」
  • 「人を責めずに、仕組みをせめろ」
  • 「ムダ ムリ ムラの3つを取り除け」

そして、成果を横展開する。惜しみなく周りの社員に成果が出た取り組みを教えてあげたい。

会社全体のことを考えれば業務改善は独り占めしている場合ではありません。

こんなことができました。こんなことで失敗しました。みんなの活動をオープンにすること。働きやすい環境に改善されていくきっかけになるのではないでしょうか。

清掃は大切な業務の一部として考えます。

「いるモノ」と「いらないモノ」を分ける。

「必要なモノ」を「必要なだけ」取り出せる状態にすること。

清掃は大切な業務の一部です。問題を発見していくチャンスでもあります。

必要なモノを探す時間もロスになります。机の上が汚いと無意識のうちに疲れがでてきます。

心をすっきりしてムダを取り除きたいところです。清掃は後回しにすることはおススメできません。

とことん困れば何か知恵が出てくる。

困り続けていれば何か小さな案がでてくるはず。はっきりしていない悩みでも隣の人に話してみると解決できることもありそうです。

大衆の知を得る

知恵を出し合えば改善の一歩が叶うかもしれません。

「読ませるな‼」「見せてくれ‼」

長文は頭に入ってきません。

表現があいまい。似た表現が何回も書かれていれば誤解を与えます。

上司から長文の指示がメールで送られてきてうんざりしたことはありませんか?

最後まで読む気になりません。みんな忙しいのですから適格に伝えることを考えてほしいものです。

n

行動できたか?

改善したい内容が100%出来上がっていなくても、考えが20%ほどでもできていたら周りの人に話しています。そして良い反応をもらえるか観察する。

メリットは意見をもらうことができるところ。100%出来上がった相談は受けた側から意見が生まれにくいことがわかります。

納期が迫っている重要な案件を着手する状況にあっても、まずは清掃を行うようになりました。

まず、乱れた環境では集中できていないことに気付くことができました。

清掃してから重要な案件へ着手することをおススメします。実際に集中できる時間をたくさん作った方が効率があがります。やはり、清掃は重要な仕事の一つと見るべきです。

そして、決めつけることを辞めました。決めつけられるともっとできることはないかと言い聞かせます。

しつこいほど「なぜ」を繰り返します。長く会社を成長させてきた会社の思考。

なぜを繰り返す」「もっともっとを繰り返す」「真因をつきとめる

大変参考にさせていただきました。

実際に使えたか?

私の課題は大人数を巻き込む力が足りないことです。

1人でできる力は小さく、改善するはスピードがゆっくりです。

大衆の知を得る

小さな改善を繰り返すことが重要だと感じています。将来はもっと大人数で改善に取り組めるようになりたいものです。

巻き込む力。

今後の私の課題です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました