情報をまとめることが上手な人は、話が理解しやすく面白い印象を受けます。
まとめるのが下手な私にとって、要点を伝える前に「話をまとめる方法」を考える必要がありました。
「話をまとめる方法」は勝手に身に付くスキルではないためです。
この本を通じて感じたことを書いていきたいと思います。そして実践していきます。
学び
コミュニケーションを取るときに人が思うこと。それは、「要点を相手に伝えたい。」
理解とは「人に説明できる状態」を意味します。試しに理解できたと思うことを他人に話してみましょう。
話の途中でまとまらなくなったり、質問をされて答えられなかったり。思っているより伝えられないことに気付きます。説明できない場合、自分自身は理解したつもりになっています。
まずは自分の言葉で表現する。
普段使わない言葉は、理解を間違える可能性があります。キーワードをノートに書きだして自分の言葉に置き換えてみましょう。自分の言葉で表現できると理解が深まる。そして、会話がスムーズになります。
話し方や言葉使いは人によって個性があります。他人から聞いた言葉をそのままマネすると話す側も聞く側も内容に違和感がでます。
次に極端に要約してみる。
伝えたいことを思いつくままに話すと時間がかかる。伝言ゲームと同じで内容は100%伝わらない。
話す内容が多ければ多いほど、曖昧になり伝わる情報量は少なくなります。
最終的に間違った理解に陥りやすくなるのではないでしょうか。
一息で伝われば、他社貢献ができる
説明が長い、何が言いたいのかわからない状態は会話をしている双方にとって時間の無駄になります。特に他人の時間を奪わないように最新の注意を払う必要があります。
20字ほどで要件を伝えることができれば、自分も楽だし相手も楽。心も穏やかですっきりした気持ちで人生を過ごせます。
頭で考えることは体力を消耗します。そして、仕事や勉強の進行に大きく影響してきます。
より簡単により少ない言葉で伝えることを意識しましょう。質問をする場合も同じです。
キーワードをつかんでピンポイントで質問をした方がシンプルに伝わりやすい。
長文でたくさんの質問をすると、返事も脱線しやすく内容を理解しにくくなります。
会話のキャッチボールといますが、暴投の投げ合いになりそうです。
心の中ではシンプルに。シンプルに。そして、話し過ぎなのではないか。と自身に問いかけながら沈黙も受け入れましょう。
行動
会話の前に「タイトル」をつけることをおススメします。
何について話をしたいのか宣言してみましょう。タイトルを意識すれば話が脱線していることに気付くことができます。
タイトルを決める為にキーワードを書き出す。思いつく限りキーワードを書き出してみましょう。
書き出したキーワードの中でどれを伝えたいのか整理します。見える化すると自分は何を一番に伝えたいのか決めることができます。あれもこれも伝えたい気持ちをグッとこらえましょう。
一息で伝われば、他社貢献が実現する。
この言葉は大変印象に残りました。他人の時間を奪わず的確に伝える力。
意味のある行動を起こさせる力。自分自身が伝える力を磨くことで他人の人生に良い影響を与えると感じました。
自己満足より他人が優先。自分に関係する人たちと楽しい時間を過ごしたいものです。
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